後期研修医 松本先生からのコメント
医学生・研修医の皆さん、獨協医科大学埼玉医療センター 脳神経外科のホームページにようこそ。後期研修医二年目の松本佳之です。
二年間の初期研修医は他施設で行いましたが、後期研修として当科を選びました。
手術件数の多さ・多彩さ、血管内治療を中心とした最先端の治療、そして何より医局のアットホームな雰囲気に惹かれました。
血管内治療、脳動脈瘤頸部クリッピング術、脳血管吻合術、脳腫瘍(良性・悪性)などを中心に、当院だけで手術件数は年間500件を超えます。後期研修医は僕だけなので、手術に参加できる割合はとても高く、この一年間で穿頭術はもちろん、開頭術や血管内治療まで数多く経験することが出来ました。当院は三次救急も担っているため、急性期疾患の多さも特徴かと思います。今後、SCU(脳卒中ケアユニット)も増床され、くも膜下出血をはじめ脳卒中超急性期に対する診療を、これまでに増して集中的に学べると思います。脳卒中を診たい方にはうってつけの環境です!
当院では新病棟が竣工し、22室の手術室を新設。脳外科専用のハイブリッドOPE室が設置され、さらに高度な治療が可能となっています。 NICUも新設され、小児脳神経の症例が増加し、より幅広い疾患を学ぶことも出来ます。
このような症例数の多さ・多彩さは、研究や学術活動に大きく繋がっています。まだまだ一年目ですが、学会発表にも積極的に参加させて頂き、(美味しい食事もご馳走して頂き)専門性を持ってモチベーション高く日々の診療に取り組んでいます。学位の取得も可能なので、臨床のみならず研究も同時に行うことが出来ます。
血管内治療はもちろん、幅広く脳外科医として必要な手技や知識が学べる研修施設であることは間違いありません。脳外科を専修する後期研修の先生は少ないと思いますが、脳卒中をはじめとする脳外科疾患が減ることはないと思います。これから、ますます活躍の場が広がる脳外科で、一緒に楽しく脳外科を研修しましょう!待ってます!
獨協医科大学埼玉医療センター 脳神経外科の特徴
1.最先端の脳血管内治療を実践
2.手術件数は年間600件ペースと大学病院としても上位の実績を持つ
3.脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、脊椎疾患、神経内視鏡など、脳神経外科全般の疾患を幅広く網羅
4.異動なく長期にわたって体系的な研修が可能
5.臨床メインの病院であり、いち早く一人前の脳外科医になれる
6.専門医はもちろん、大学病院であるので学位(医学博士)の取得が可能
7.豊富な症例数を持ち、臨床研究が可能
8.留学可能(国内外問わず)
9.教授・准教授から直接指導を受けることができる
10.アットホームな雰囲気で、チーム医療を実践